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第1回定例区議会を終えて
第1回定例区議会(予算議会)を終えて
樋口新区長の招集で開会した予算区議会で、党区議団は4つの点に力を注ぎました。
第1は、新型コロナ「第4波」封じ込めのための積極的な提案です。感染の再拡大と感染力の強い変異株の流行が心配されます。社会全体にワクチンの効果が表れるには一定の時間を要します。それだけに大規模なPCR検査の実施と自粛と一体の補償が求められます。
第2は、菅政権がすすめるデジタル化が、区民と区政にも何をもたらすかを明らかにすることです。個人のプライバシー権は基本的人権です。この視点を欠落させ、行政が管理する膨大な個人情報を企業等が「利活用」できるようにするデジタル法案は、プライバシーと地方自治を侵害する危険があります。
第3は、区民の声を区政にとどける論戦です。「パートナーシップ制度の導入」や区立学校に生理用品の備え付けについて「前向きに検討する」との答弁がなされました。「コロナ対策」として医療機関への財政支援の予算計上も前進です。
第4は、草の根の声を国政に届けることです。共産・立憲・無所属の超党派議員で二つのことを提案しました。「辺野古新基地建設の中止と日米地位協定の見直しを求める請願」の採択と「持続化給付金・家賃支援給付金の二度目の給付を求める意見書」です。自民・公明などの反対で否決されましたが、引き続き市民の声を国政に届ける共同の力を強めてまいります。
2021年4月 日本共産党千代田区議団
木村 正明
飯島 和子
牛尾 こうじろう