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第2回定例区議会を終えて
第二回定例会を終えて
今定例会は改選後、最初の区議会です。日本共産党区議団は3つの役割を果たす立場で論戦にのぞみました。
第一は、公約実現です。区立保育園の建設などの子育て支援、高齢者医療費助成などの医療・福祉、住環境を守るルールなどのまちづくり分野などで具体的提案をおこない、実現をせまりました。
第二は、住民の目線にたったチェックです。今定例会には「いじめ防止等のための基本条例」が提案されました。条例は、いじめの背景や原因に目をむけず、いじめを個人の問題ととらえます。そのため子どもたちには「心の教育」、保護者には子どもに「規範意識を養う指導」の努力義務を課しています。党区議団はこうした条例の問題点を指摘し、この条例でいじめはなくならないと反対しました。
第三は、戦争法案に反対する草の根の声を国政にとどける役割です。「違憲立法の戦争法案は廃案に」は、いまや国民多数の声です。定例会最終日の7月1日、他会派との共同で「安全保障関連法案の廃案を求める意見書」を提案しました。賛成少数で否決になったものの、議会内での共同の流れは、議会外での活動にひろがっています。
今後も区民の声を区政にいかす提案と、行政のチェック役に力を注いでまいります。